Yellow Line
黄色い線の内側で考えてる。
電車が来て、目の前の人が
急に飛び出したらどうしよって。
おれはかつてひとり助けられなかった。
目の前のおじいさんが突然引かれた。
ふらふらしてるのは何となく見てた。
だからこそ悔しかった。
勘違いで終わってもいい。
おれの後ろに並んでください。
一言いえばよかっただけなのに。
言えなかったのよ。
以来、おれにとって黄色い線の内側は、
だだのイエローラインじゃなくなった。
まさにレッドライン。
赤信号なのよ。
だから今となってはすごく思う。
黄色い線の内側の内側を作りなさいって。
そんなことを考えながらも、
今日もおれは黄色い線の内側にいる